聖堂

1947(S22)年、戦後の廃墟の中で最初の聖堂が建てられました。 1955(S30)年に現在地へ移転されましたが、1959(S34)年の伊勢湾台風で大被害を受け、1963(S38)年の火災で木造だった聖堂は全焼、翌1964(S39)年に現在の鉄筋コンクリートの聖堂になりました。 

煉瓦壁をバックにした正面の十字架像は極めて素朴で親しみやすく、暖色系のステンドグラスと良くマッチして、「祈りの家」に相応しい雰囲気を醸し出しています。

十字架の道行き

十字架の道行き  

「十字架の道行き」とは、イエス・キリストがポンティオ・ピラトによって死刑の判決を受けた後、ご自分の十字架を担いながら刑場までたどり着き、十字架上で亡くなり、埋葬されたという苦難の道行きを14あるいは15の場面(留)に分けて祈るものです。

 灰の水曜日から始まる四旬節の期間中は特によく行われる祈りです。

 元来はフランシスコ会士たちがエルサレム市内で実際にイエス・キリストが歩まれた道筋をたどるものだったそうです。エルサレムでは今日でも、毎週金曜日に、おこなわれているそうです。

 下は、四日市教会の聖堂の入り口側の壁面にかけてある「十字架の道行き」のレリーフです。